一回性の連続

茂木健一郎氏のブログ
『クオリア日記』を見ていたら
以下のような記述があった。


私たちの人生は、
二度と戻らぬ一回性の連続である。



まさに、そうだと思う。


わずか1年前の8月…
シンガポールの熱風の中で飲んだ屋台のタイガービア

10年前の8月…
亡父と並んで、すしを握っていた修業の日々

15年前の8月…
駅前GAZETにて経営していた、「PICKEL」ファイナルバーゲン

20年前の8月…
アメリカ/グランドジャンクションで仲間と夜通し語り合った日々

25年前の8月…
高校時代の仲間と登った双石山の湿った山肌。



過ぎ去った日々は、すべて懐かしい。

もう一度会いたいあの人の笑顔も
今では、記憶の中でしか存在しない。

取りもどしたいあの時の感動は、
もう臨場感なく”ただのものがたり”になっている。




”実績”や”体験”は、
すべて”過去のできごと”である。

二度と戻らぬ一回性の連続

昔の成功体験をトレースしようとする思考は、
ビジネスにおいては無駄である。

人は過去にとらわれると成長が止まる。

「おれの時代は…」

そう言って、“過去”の成功体験で語る言葉に重みは無い。


一回性の連続を重ねながら
”進化”することを恐れない。

進化することを拒む昨日までの自分を置き去りにする。

昨日と同じ自分は、もう存在しない。




5年後の8月、10年後の8月はやってくるのだろうか?

その時の、
やってくる8月の為に、
今日を積み重ねよう。


今日は一回性の連続における、一瞬のまたたき

それならば、
自分自身の記憶の中で
満足して楽しめる”想いで”を作るために
一瞬ごとを充実して過ごしたいと思うのである。




20年後…2028年8月

ただ積み重ねた歴史の息づく
熱帯のラッフルズで
あの人とシンガポールスルングを飲んでいる

(ニヤリ)


30年後…2038年8月。

いつもと変わらぬ、夏の暑い日。

引退して、孫に語る昔話は、
現実感のないフェアリーテイル。

せめて美しい
”ものがたり”の語り部になりたいものである。













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