明日のために

最初の厚い雲を突き抜け
2層目の薄いまだら模様の雲をぎりぎり超えたところで
水平飛行で滑るように飛行するB737‐800。
手を伸ばせば届きそうな眼下にある絨毯が
夕焼けにそまって徐々に赤みを帯びる。

一昨日の木曜日…。

東京の友人が空港まで車で送ってくれたのだけど
月末に、首都高速がこれほど空いているのは
初めての経験だという。

新聞を見れば“景気後退も底打ち”などと書いてあるが
単に急下降していた景気動向曲線が
低空の水平飛行に移っただけのことだろう。
こちらの水平飛行は美しさのかけらもない。

雲上の世界は素晴らしい。

ここは、自分が世界とつながっていることを
実感できる唯一の楽園である。

いつまでも、いつまでも眺めていたいほどに
次々と姿を変えつつ
自然界の芸術を見せてくれる。

一瞬の楽園を堪能した後は
これから待ち受ける様々なチャレンジに胸躍らせて
モチベーション高く
現実世界に降り起つ。

ふわふわとさまようような
“景気の波”というモンスターに惑わされず
学者や評論家たちの無責任な分析曲線など構いなしに
目の前の難局に一つずつ丁寧に向き合い
明日は“自分で”切り拓いていく。

汗を流して開拓した世界こそが
目の前に存在する唯一の“現実”だと知る。
一所懸命な今日は
必ず素晴らしい未来につながっている。
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