最強ブランドの光と影

数年前にアメリカで発売されて

業界で話題になっていたインサイト本

「STARBUCKED」
A Double Tall od Caffeine,Commerce, and Cluture

邦題/スターバックス
成功の法則と失敗から得たもの



スターバックスの綴りが

STARBUCK”S”ではなく、STARBUCKE”D”になっているところに注目(!)

つまり、過去形〜(笑)

邦題はむしろ優しいネーミングであり

中身は辛辣な皮肉と、アメリカ人らしいブラックな(コーヒーだけに…?)ジョークでいっぱい。

まあ、エンターテイメントとしては最高の一冊でした。

Tully'sの創業者、トム会長の名前やコメントも出たりして

また、日頃から感じていたコーヒービジネスの矛盾を

あからさまに(少々大げさなものの)表現してあって

楽しめました。

店内で豆を挽くことをやめ、全自動のエスプレッソマシンを導入し

バリスタのクリエイションを”非効率”と切り捨て

コーヒーの製造を全て自動化したあたりから

スターバックスの”変化”は始まった。

昔のワクワクするようなスターバックス体験を取り戻すには

1万7000店舗の規模は、あまりに自身を太らせすぎたか…?

コーヒーショップはなぜか

”無駄を省きロスを減らせ”

”効率的なオペレーションを…”

”コーヒー以外の商品を増やせ”

などというビジネスライクな用語を多用し、

テディベアが店内を占領し始めた瞬間から衰退する。

バリスタ達の能力を自己否定すると

その”しらけた空気”はお客様に伝染するのです。


当たり前だよね。


お客様は、コーヒーショップに対して

ファストフードの空気を求めていないのです。

バリスタに”誰にでもできない技術”を求め

コーヒーのプロフェッショナルとしての知識と考え方を求めて

初めてスペシャルティコーヒーショップなのです。

マックジョブ(…あまり好きではない表現ですが)ではなく、

スペシャルティ(専門家)であること。

ハワードシュルツの情熱が産み出した

コーヒーショップを、”サードプレイス”とする考え方は

いつの時代にも求められる不変のコンセプト。

サードプレイス=コミュニティ

地域に必要とされる”場所”であること。

それには、納得の付加価値=Valueが必要なのでしょう。











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