WBC サムライジャパン

7回表。

6対2でリード。

憧れのメジャーリーガーと対戦するマウンドに上がったのは、若干ハタチの田中。

マウンドでの一つ一つの所作に

美しい緊張感。

USAロサンゼルスの伝統あるマウンドにひとり立つ。

一球ごとに魂がみなぎる…。

責任あるジャパンチームの中継ぎとしてのワンポイントリリーフ。


8回表。

敵地”USAコール”の中で苦しいピッチングをするマハラ。

昨年のアメリカンリーグの新人王ロンゴリアがピンチヒッターに立つ。

アメリカも必死。

帽子に「母国」の鉢巻きを巻いて祈る日系人の姿が、

一瞬画面に映る。

タマシイを込めた渾身のフォークボール!

三振。

「孤独のマウンド、しかし一人ではありません!」

絶叫の名アナウンス。


8回裏

初出場の川崎が追加点。

そして、不調の師イチローにつなぐ。

悲壮感漂う打席。

ここで打つ!

とどめを刺したのは、やはりこの男。

ここで打席が回ってきて、ここで活躍するのがヒーローの必然。


9回表

最後のマウンドには若武者”NIPPONのエース”ダルビッシュ。

ドジャースタジアムに響き渡る、鳴りやまないニッポンコール。

最後は気迫のストレート!



敵地で堂々と戦う、すばらしいサムライ28人+1の顔。

20代の若き獅子たちを、ベテランの城島、小笠原、イチローたち30代が支える。

1934年のプロ野球発足以来、75年ごしの悲願。

ベースボール発祥の地、アメリカに追いつき、そして追い越す。

歴史的瞬間。



次世代の日本人は素晴らしい。

この「世紀の混沌」を抜けたら、

”ジャパンの時代”が間違いなくやってくる。

この1戦の勝利は、

日本中に勇気をくれた。


明日、アジアチーム同士が、アメリカの地で決勝戦を戦う。

宿敵、韓国との世紀の1戦。

激しく、厳しい戦いの後には”友情”が残る。

アジアの時代の幕開け。

これから日本の精神〜Spirits of SAMURAI〜
が世界を変える。

NIPPONが世界を変える!







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