クレーム

弊社の一平寿しにクレームの電話がきた。

それも、1件でなく、今週になって数件…

「百貨店でレタス巻き買ったんだけどおいしくない」

・・・ん???

いま、百貨店では「一平」は出店をしていません。

・・・なぜ???

というわけで、さっそく調べてみると、市街地の百貨店で物産催事が開催中でした。



そこには、堂々と”宮崎名物レタス巻き”として、地元寿司店が類似の商品を販売していました。

この百貨店では秋の催事でお世話になっているだけに、大いにショックです。

裏切られた思い・・・。

誤解のないように書きますが、それぞれの寿司店舗様で、店内メニューとしてレタス巻きを販売していただくのは大いに歓迎します。

40年以上も前に先代店主が開発して以来、宮崎の”故郷の地域食”としてご愛顧いただいています。

地域に育てていただいたことに対して心から感謝し、県内の寿司店舗様でもメニューとして採用していただくことは大いに名誉なことだと感じています。

しかし、物産展や、各種催事は別ではないでしょうか?。

そこは、それぞれのお店様が、看板のプライドを賭け、名物料理で勝負する場所のハズではないでしょうか?

地域を代表する百貨店の催事では、その商品を信頼したお客様がお金を払って商品を購入します。

催事での商品は、”本物”でなくてはならないはずです。

お客様は、百貨店という場所を信用して、”本物”だから買っていただけるのではないのだろうか?

売上だけを求め、何でも売るような姿勢は、あまりに悲しい。

今は亡き先代店主(父)が苦労しながら育ててきた大切な商品である”元祖レタス巻き”は、残ったスタッフが、心をこめて細心の注意を払いながら、40年以上変わらない味を守っています。

そんな気持ちのこもった商品の”類似品”が、地域を代表する百貨店の催事で堂々と売られ、それを買ったお客様から味に対するクレームを頂くなんて…。

私は、その様子を見ながら本当に涙が出る思いでした。

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県内のスポーツキャンプでも、あちこちでレタス巻きが売られています。

惣菜屋さんやお弁当屋さんが販売することは、全くかまわないと思いますし、名誉なことです。

しかし、お寿司屋さん…。

皆さんの看板商品で、それぞれの個性で、勝負してほしい。

なぜなら、多くの観光客の皆さんは、その”レタス巻き”が宮崎名物だと思い、寿司店が作る”本物”だと思ってお金を払っていただいています。

売上の為だけに、まずい(はっきりそう言える商品が多いのです)類似品を売られることは、本当に悲しい。

こんな状況が続けば、「当店は、店頭以外では一切の販売をしていません」という方針に切り替える必要があるのでは・・・そう感じています。

私にとっては、レタス巻きの味を守ることは、何にも勝る最優先事項なのです。

それが、今は亡き父との約束事なのです…。














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