ホメオスタシス

ひとは、自分自身の状態を常に「一定の状態」に保とうとする性質がある。

Homeostasis=恒常性

生体的には、暑ければ汗を出して調節するし、寒ければブルブルッと体(筋肉)を震わせて調節する。

血圧も、正常な状態に保とうと調節するようにホメオスタシスが働くし、ウィルスなどの病気の侵入に対する遺物の排除、傷を治そうとする作用など、生物にとって最も重要な性質だとも言える。

精神(脳の機能)にも、このホメオスタシスは働く。

急激なダイエットをしても、すぐにリバウンドをしてしまう。

いきなり思い立って勉強を始めても、3日坊主で続かない。

あんなに燃え上がっていた気持ちが、突然冷静に冷めてしまう。

などなど・・・。

”恒常性”を保つためには、変化に対して、それを引き戻そうとする作用(=ホメオスタシスによるフィードバック)が存在するということである。

自身の変化を引き戻そうとする効果。

このフィードバック作用は、正の方向だけではなく、負の方向にも当然働くということを知る必要がある。

つまり、せっかく前向きな決心をしても、次の瞬間には「私なんかにはできるはずがない」「やっぱり無理だ」といった”負のフィードバック作用”に支配される。

うまくいっているときも、失敗した時のことが心配。

うまくいかないときには、そこから抜け出そうとして不安。

いつしかホメオスタシスの作用に振り回され、自己嫌悪に支配される…。

私も、そんな暗い、長いトンネルに入っていた時代があります。

極端に楽観的な俺と、ウツな俺の同居に悩んでいた苦しい時代…。

しかし、マッタク心配いらないんですね。

これは、生物として、人として、オトナとして当然の生体的作用なのだから。

大切なことは、その「一定の状態=自分自身の常識=スタンダードな状態」を少しずつ進化させること。

自分自身が作りだした潜在意識の中にある”常識”を常に疑い、それを進化させる努力を常に繰り返す。

年収300万円の人は、近い将来の1000万円の自分を常識としてそれに向けて、何をなすべきかを全力で考える。

恋人のいない人は、モテモテのオーラを出すための努力を常に考え、実践する。

現状の自分に満足できないときには、”今の状態”を、単なる”負の振り幅”の中にあるだけであるとイメージし、そこからプラスの振り子をイメージする。

ホメオスタシスの作用をうまく利用すると、常に少しずつ前に進んでいけるようになります。

いつもの自分=恒常性=居心地のいい立ち位置

この”居心地のいい立ち位置”はクセモノ(!)。

つい、それを”自分らしさ”と勘違いしてしまう。

せっかく成長できても、せっかくうまくいていても、「なんだか最近ツイていて、うまくいきすぎかも」、そう思った瞬間にホメオスタシスが働いて、いつもの自分=”自分らしいところ”に引き戻そうとする。

自分らしさとは、”常に成長をワクワク楽しんでいる自分”でなくてはならないと思う。

1年前の自分とは違う

1か月前の自分とは違う

常に前を向いて、先頭に立って進んでいくアルファドッグのイメージ。

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うまくいっているときには、それを当たり前としてイメージし、次のステージをいつも受け入れる準備をしよう。

うまくいかないときには、単純に「今は少し負の方向に振れているだけ」と認識し、あせらないこと。

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そう考えると、景気の波(好景気と不景気の循環)も、ホメオスタシス作用が働くと捉えることはできまいか?

谷深ければ山高くなる…(?)。

今のうちにしっかりと企業としての立ち位置を見極め、成長の波を捕まえなければならないと思う。

変化を恒常的に受け入れ、現状に安住しない企業文化をクリエイトしていかなくては明日の成功は無い。







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