箱根火山の報道をみて思うこと。

連日、箱根火山のニュースが報道されていますが

私にとっては過去の宮崎での災害のときを思い起こされます。

 

日本の「火山」は外国人観光客にとっても、

人気の目玉観光のひとつ。

 

九州も阿蘇や霧島は人気で

朦々と煙立つ勇壮な景色や温泉は

自然の神秘を感じさせてくれるものです。

 

現在の状況を現地の方々は、冷静に捉えている様ですね。

ソーシャルなどの”声”を拾ってみると、

「いつものこと」「よくあること」という意見がある多い一方で、

”警戒”をすることの意義を解く方々もいます。

 

私はどうしても事業者の立場で感情移入してしまいます。

 

宮崎も5年前に「口蹄疫」「新燃岳噴火」「鳥インフルエンザ」など...

連続した自然災害や家畜伝染病に見舞われました。

 

連日の大きな報道で

同情の声が上がり地域への支援が広がる一方で、

自粛ムードが広がり、観光客も大幅に減り、

地域経済は大打撃を受けました。

 

こうした状況の中で

サービス業や小売業を営む自営業者は

大変な経済的困難に立ち向かうこととなります。

 

自治体や政府の支援サポートは

ほとんどが「銀行の保証枠を設定する」というもの。

ちょっと分かりづらいですが、

要は切迫する資金需要にあわせて、

借金がしやすくなるように、

「自治体が保証人になりますよ」というものです。

 

急激に客数が減る

売上げが立たない

施設の維持管理コストは変わらないし、

従業員の雇用は維持しなくてはならない

急激に現金が足りなくなる(キャッシュフロー不足が発生する)

とりあえず、事態が収まるまで借金をしましょう

 

簡単に言うと、こういう流れです。

 

私自身、5年前〜立て続けに発生した災害の影響から

経営を立て直すのには本当に苦労しました。

 

支援サポートは「借金」ですから、(当然ですが)返す必要があります。

借金は利益からしか返せません。

 

ギリギリで経営をしている零細企業にとっては

売上げの立つ(利益が上がる)見込みの無い中で

現状を維持する=生き残る為だけに重ねる借金が

どれだけ大変で不安なことか...。

 

そんなことを考えながらこの度の

一連の報道を見ていました。

 

必要なことは学術的「事実」であって

叙情的に煽る「感情」では無いはずです。

 

「万が一に備える」「リスクを伝える」

それが報道の責任であることも理解しています。

 

リポーターが興奮しながら水蒸気の前で叫び

ヘリコプターからリポートする様子を映像で見て

複雑な気持ちになります。

 

でもね、、、

何も無かったから良かったねって

笑って言えない地元の事業者の方々も沢山いるはず。

 

もしもこれで、数十年頑張ってきた旅館や飲食店が廃業しても

それは火山地域で観光客相手に商売してきた

事業者本人の責任でしょう。

 

そんなことが無いことを

心から望みます。

 

少し落ち着いたら

ぜひ箱根に行ってみたいと思います。

 

僕らのできる最大のサポートは

現地に行き、観光を楽しむことだったりするのです。

 

 

 

 

 

 

 

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