マルチタスクの罠

こんな記事があった。

『一度に複数の作業をしていると、
人はより多くのことをこなせているように思いがちである。
ところが実際は、生産性は最高40%も下がっている。
ある研究によると、メールが来たり電話がかかってきたりして
気が散ると、IQは10ポイント下がるそうだ。
一晩眠れなかったのと同じくらいの影響である。
実は私達がやっているのは「マルチタスク(複数の作業)」ではなく、
一つの作業から別の作業へ切り替えるだけの「スイッチタスク」なのだ。
タスクの中断で、生産性はがた落ちし、時間は無駄になる。』
ハーバード・ビジネス・レビューより


心当たりがある。

たしかに、仕事を進めようとPCを立ち上げたら
洪水のように押し寄せてくるメールの処理に時間を取られ
その返信と処理に小一時間が経ってしまう。

本来の目的と違う「作業」を同時に行なおうとしたために
最初のクリエイティブな思考が萎えてしまい
大切なことが、ついつい棚上げに...。 

頼まれたら断れない弱い性格を変えられずに
不必要な会議に招聘されて
(案の定)全く無駄な2時間を過ごす為に
本質の「仕事」に割く為の貴重なタイミングを逃す。

いくつもの事象に
「並列で」関わることの危険。

現代人が陥りやすい”マルチタスクの罠”
今月発売のCOURRiER JAPONで興味深い記事。

『私達を取り巻く情報やモノは、この数十年で急増している。
SNSで会ったこともない他人の昼食の写真を見せられたり、
安いばかりで愛着の湧かないファストファッションのT-シャツばかりが
タンスに溢れている時代に大切なのは、一度立ち止まって、
”人生を整理する力”だ。
例えば、人生における優先順位をはっきりさせておかないと、
流される日々が続くばかりだ。
また、自分の「強み」と「弱み」を認識していないと、
仕事の上でも成功は訪れない。 』

「強み」を生かすことの大切さについて、
米「ポジティブリー」誌は次のように延べている。

『経営者のマーカス・バッキンガムは、
世界的に成功している個人や組織を広く研究した。
その結果わかったのは、成功者は自分の得意分野に注力し、
さらに強くなっているということだった。
人が最も仕事に集中しているのは、日々全力を尽くし、
効果的に貢献していると実感できるときだ。
強みを活かしていなければ、そんな働き方はできない』

日々、多数のタスクを 抱えて生きている。
それは否定しない。

タスクを並列して進めていく能力。
経営者には欠かせないスキルでもある。

しかし、時には立ち止まって
現状のプライオリティ(優先順位)を整理する。

そんな時間が必要だと感じている。

クリエイティブを捨てて
「作業」だけの毎日になったならば
私自身の存在意義は、薄い。

「捨てること」は何か?
「集中すべきこと」は何か?

大切なことは何なのか?

自己の限界など存在しない。
しかし、限界を超えようと懸命に壁を登る一方で
自分自身で壁(限界)を築いている矛盾。

自己の正義を疑う力。
固定観念を捨てる勇気。
思い込みを捨てる決断。

今の生活に不必要な要素から順に、
思い切って捨てていこう。

今の仕事に不必要なタスクから
離れていく(自由になる)。

今の自分に必要の無い時間は
思い切って切り離す。

一切のしがらみにとらわれずに
ときには心を解き放とうと思う。

解放されよう。

自由になろう。

時には”ワガママ”に
そして自由に
心の声を聴こう。

そして、今一度
自分自身の才能(クリエイティブ)を信じて
明日の扉を開いてみようと思う。







  • 一平寿司
  • タリーズコーヒー
  • 九州パンケーキ