追憶

お盆がくると
いつも思い出す記憶の数々。

お店(一平)が 忙しいので
子供の頃はいつも
お店の周りをうろうろして退屈だったな。
友達もみんな、どっかへ行ってしまう。
通りが”しん”として、誰もいない...。

仕方が無いので退屈まぎれに昆虫採集の宿題をしたり、
絵を描いたり...
なんだか一人で過ごしていた気がします。 

蝉の声、額の汗、アイスクリーム、プールの塩素匂
蟻、蜻蛉、カブトムシ
昼寝の蚊帳、物陰の不気味な存在。

長い長い、永遠に続くと思っていた
ゆったりと流れていく時間...。



大人になってから、
仕事を始めてからは
お盆はもっとも忙しい数日間。

"商売人はそんなもんだ”

父と並んで
寿司屋のカウンターで朝から晩まで
元気よく大声を上げていた10年間が
まるで昨日のようです。

7年前の初盆の夜...

閉店のレジ閉めをしていた
母の手元に1匹の蜻蛉がまとわりついて
「おやっさんが帰ってきちょる!」
そういって皆で涙ぐんだな。

神聖な空気のながれる
お盆の数日間が好きです。

父の存在も、
身近に感じることが出来ます。

いつも一緒に連れていってくれたサウナのにおい。
枕元で落花生の殻を割る音。
分厚い手のひらの感触。
...
お店の賑わいの中で
遠くの席までよく通る父の声。
板場で隣に立つ安心感。

時間が流れて
引き継いだ時間と空間を守りながら
今日も忙しく、
慌ただしい日を過ごします。

沢山のお客様がご来店され
それぞれが、次の世代の記憶を紡いでいく。

今日の瞬間が
大切な明日の記憶になっていく。

飲食店は
”想いで”の場所になれる。

ぼくらの仕事は
そんな役割なんです(^^)

大声で笑う父の声を
追憶の彼方で感じながら
今日も元気にがんばろう! 

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