”希望”と”我慢”を断ち切ったもの…

福島第一原発の事故の影響で、
政府が一部の福島県産野菜について
「摂取制限」の指示を出した翌日に
キャベツ農家の男性が
自らの命を絶った…。

男性は30年以上前から有機栽培にこだわり、
自作の腐葉土などで土壌改良を重ねてきた。
キャベツは10年近くかけて
種のまき方などを工夫し、
この地域では育てられなかった
高品質の種類の生産にも成功。
農協でも人気が高く、
地元の小学校の給食に使うキャベツも
一手に引き受けていた。
「子どもたちが食べるものなのだから、
気をつけて作らないと」。
そう言って、安全な野菜づくりを
誇りにしていたという。
記事/朝日新聞 asahi.com

失ったものは、
あまりにも大きい…。

地域の食を支えてきた
素晴らしい情熱が
「原発に殺された」(息子さん談)

甚大すぎる震災/津波被害と
連日の原発事故報道。

一日も早い復興を願って
日本中、世界中からエールが送られる。

その向こう側に
自らの命を断つほどの
苦しみが渦巻いている。

地域全体が我慢している時に
自分だけが”和を乱す”ことをよしとしない
古き良き”日本人の美徳”が生きる農村部。

幸いにして…命が助かり
「津波で流された皆さんに比べたら…」
想いを固めて、歩み始めた矢先の
放射能騒動。

そして、自ら命を絶った
1人の農家。

2万人を超える死者/行方不明者の
その他大勢の一人とは
決して感じてはならない。

生き残り、そして復活を誓った矢先に
自ら断った「命」である。

30年以上にわたる有機栽培の取り組み。

このことが何を指すのか。

和を尊しとする地方都市の農業において
『独自の品種改良に取り組む』ことが
どれだけ大変なことか…。

ここまでたどり着くのに
どれだけの苦難の道を歩んできたことか。

どれだけの我慢を重ねて
創り上げてきたことか。

「子供たちが食すものだから…」
そう言って”佳い食”にこだわり続けた
そんな男にとって
手をかけ続けて”創り上げた”
田畑がどんな存在であるか…。

出荷の時期を迎えて
朽ち果てていく野菜を目の前にして
どんな気持ちだっただろうか?

30年以上にわたる
自分自身との戦いの果てに
行きついた場所。

彼の”希望”と”我慢”を断ち切った者よ。

あなた達に、この国の”食”を支えてきた
農家の叫びは届いているか。

本当に、本当に、理解をしているか!

広く網をかけるような出荷制限は
「少なくとも店頭で購入する食品は安心です」
という”メッセージ”を伝え、
風評による買い控えなどを防ぐためだという。

広い福島県”全域”で
本当に県域の出荷制限をかける必要があったか?

全域で出荷停止!?

政府が発しているメッセージは
逆に消費者の疑心暗鬼を
募らせるものではなかったか。

「暫定基準値を超えたものを口にしたとしても、
直ちに健康に影響を与えるものではない」
という日本語の意味すら曖昧
私にはわからない。

”健康に影響しない”ものを出荷制限/停止することで
結果として、地域の農産物は
マーケットにおいては全滅である。

根拠/エビデンスが曖昧すぎて
政府が風評被害を誘発している。

自分の農業に一生を捧げ
”佳い食”の付加価値が
世の中に理解されはじめてきた
「やっと時代が追い付いてきた」
そんな矢先に起こった悲劇…。

”想定外の事故”といって
責任の所在を曖昧にする
大きな存在の影。

なにか”事件”が起こってから
あわてて対策を講じる政府。

命が消えた後に
”保証する”というものはいったい何なのか?

農家はいつも、じっと我慢する。

心やさしく我慢強い「日本の心」は
いつも正論の犠牲となる。

政治やマーケットに翻弄されても
決して心腐らせることなく
明日の種を植える…。

「口蹄疫」の時もそうだった…。

もう沢山だ!

私は絶対に許すことはできない。

こんな悲しみは、
絶対に繰り返してはならない。

”仕方がない”で済ませては
いけない。

日本の良心が”殺されて”いく…。

良識ある日本の消費者よ。

せめて我々が日本の食を守ろう。

農家を守ろう!

日本の“良心”を
私達民衆が食べ支えよう。

悔しくて、悔しくて
とてもやりきれない…。



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