絶望の準備

「もうこの世の終わりだ…」
人生には、そう感じる時がある。

年齢に関係なく
絶望は突然やってくる。

小学生でも、そんなことはある。
大事なプリントをなくしてしまって
もう隠れてしまいたい…
逃げてしまいたい…
先生にばれたらどうしよう…
「もう僕は終わりだ…」と思う。
大人から見れば、なんと些細なこと。
でも、本人はいたって真剣である。

中学生になって、高校生になっても…。
そんな絶望の悩みは突然やってくる。

私は吃音(どもり)があったので、
学級委員の役割が回ってくると
いつも絶望していた。
学校に行きたくなかった。

朝礼の掛け声で
「おはようございます」
が言えない…。

吃音症は、母音(アイウエオ)が
なかなか発音できない。
だから、
”起立、気を付け、オ・オ・オ…”と
どもってしまって
10秒、15秒…と、辛い残酷な
沈黙の時間が流れていく。
周りがざわざわとなり、
クスクスと笑い声が聞こえる。
絶望で目の前が真っ暗になり
こんなことを毎日繰り返すくらいなら
いっそいなくなってしまいたい…
そう思った。
当時の僕には
残酷な絶望だった。

今となっては、なんともない。
取るに足らない、些細なこと。

でも、あの経験があるから
少しだけ人に優しくなれる子供になった。
決して他人の悪口を言わない。
そして、心の傷も理解できるようになった。

大人になっても、
絶望はやってくる。

何の前触れもなく
突然目の前をさえぎる
大きな黒い影。

事業においても
大きなピンチを3回体験している。
絶望の淵で
「いっそ消えてしまいたい…」
そう思ったこともある。
しかし、ピンチがあったから
思い切って仕事を変わり
違った生きがいを見つけることができた。
ピンチがあったから
違う道で出会った素敵な仲間たちと
新しい世界を切り開いていけた。

何度もそんなピンチを乗り越え
今の自分ができている。

いつのころからか
「絶望の準備」をするようになった…。

最悪の事態。
最悪の状態。
生きているのが辛くなる
暗い絶望の影。

でも、どんな時でもね…
後で振り返れば
取るに足りない、些細なこと。

もう分かっている。

だから、「絶望の準備」をする。

どんなに辛いことの中でも
絶望の中でも
”決して気持ちを折らない”という
決意を持つようになった。

どんな絶望の中にいても
「前向きで積極的な心」でいるとき
人生は不思議な展開をする。

それは、世の中の絶対法則である。

どんな暗闇の中でも
気持ちを”前のめり”に構え
未来を信じていれば
突然光がさしこみ
人生はドラスティックに
美しいストーリーを描いてくれる。

ピンチの中でも
未来を信じていれば
「前向きな気持ち」
それさえ忘れなければ
そこがターニングポイントとなって
人生は好転していくことを
後の人生から学ぶ。

「ピンチはチャンス」
とか言う。

「苦労は、買ってでもしろ…」
なんて言う。

ピンチの中には
”チャンスの芽”が
ちゃんと芽生えている。

チャンスの芽は
”希望”を光として
やがて大きな幹に育っていく。

ピンチを何度も体験した人は
心が強い。
それは”太い幹”を持っているから。
幹を太くして
嵐の準備をしているから。

嵐の中でたとえ葉っぱが全部吹き飛んでも
幹さえしっかりと太っていて
大地に頑丈な根を張っていれば
やがて時間が全てを取り戻す。

ピンチの時こそ
その中に差し込む
希望の光を探そう。

「もう終わりだ…」
そう絶望した時にこそ
その中にある、
裏側にある
人生の恵みを探す。

誰にでも
絶望は突然にやってくる。

だから
絶望の準備をしよう。

どんな暗闇の中でも
”かっ”と目を見開いて
一所懸命に光を探すことを苦としない
そんな覚悟をしよう。

闇が深いほどに
光が見えた時の感動は大きい。

そして、後から振り返る時…
それは大概にして
取るに足らない、
些細なことである。

悲劇と苦しみは
自分を見つめ直す
最高のチャンスである。

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ほとんどの人が失敗するのは、
才能や能力がないからではなく、
自分を信じないからだ。
自分見くびってはいけない。
小さな目標を達成できる事を信じ
そうすることによって自信をつければ
やがて
大きな夢を実現することができる。

〜ティム・フェリス〜
全米キックボクシングチャンピオン

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イギリスの政治家ウィンストン・チャーチルは
絶望の淵から這い上がった自身の体験から
以下の言葉を残した。

”悲観主義者は
あらゆるチャンスの中に
困難を見る。
楽観主義者は
あらゆる困難の中に
チャンスを見る。”

私は、絶望の準備をする。

いつも大いなる
馬鹿でお気楽な
楽観主義者でありたいと思う。

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