今夜は街へ出よう!外で食べよう!

いつも海外出張に出て思うことは
飲食店サービスにおける付加価値は
単純に値段や通貨単位だけで
比較できないということである。

そこには文化があり
土地それぞれの愉しみ方が存在する。
飲食店に溢れる人々を見ては
エネルギーあふれる光景にワクワクする。
大衆店からハイエンドなサービスを提供するレストランまで…
アジア国々(人々)は
本当に外食を楽しむ文化を持っていると感じる。

「アジアは全て安い」などという
一時代前のステレオタイプなイメージを
レストランサービスについて抱いていれば
それは(もちろん)みごとに裏切られる。

それなりのサービスを、それなりの雰囲気の
それなりのロケーションで堪能しようと思えば
それはコストとして私達のビル(請求金額)に
含まれて当然である。

しかし、残念ながら、
宮崎(をはじめとした地方都市)は
そのサービスのコストを
値段に反映させることができない。

理由はいたって明確である。

我々の住む宮崎は、
日本における所得ランキングにおいて
ほぼ最下位の都市である。
アジアの主要都市比較においても
驚くほど下位に位置される。

加えて、中央からの大資本を持ったチェーン店が
長年にわたり大胆な価格破壊をしかけてきて
今では「3,000円飲み放題食べ放題」などという
とんでもない付加価値が定着してしまっている。
あえて断言するが、
まともなサービス、料理を味わおうと思えば
これでは”不可能”な水準の値段である。

そんな競争厳しい地方都市で勝負し、
しぶとく生き残っている飲食店のレベルは
実は非常に高いのである。
宮崎ほど”安い値段で外食を楽しめる”土地は
なかなか無いだろうと思う。

食の文化は土地それぞれだが
わが故郷宮崎の人々は
もっと外食を楽しんでもいいと思う。
ハイクオリティで、なお且つ安い…。
そんな素晴らしい付加価値を
飲食店もまだまだ表現しきっていないように感じる。
お客様に、その付加価値を伝えきっていない。

ぜひ、もっと飲食店に出かけてほしい。

出かける場所は、全国チェーンの
「どこでも同じ味・値段のレストラン」ではなく
地元宮崎の付加価値で勝負する
地元宮崎の料理人がいる
宮崎の味を提供するレストランである。

フレンチ、和食、寿司、イタリアン、中華…
様々に素晴らしいサービスを提供する
素敵なレストランがたくさんある。

外食することは
決して贅沢なことではない。

海外の様々な都市に行けば
様々に外食を楽しむ文化がある。

仲間や家族、友人や恋人と
週末ごとに外食に出かける。
家庭の味はもちろん素晴らしいが
それと同じくらい「地元の味」を楽しむという
外食の文化は素晴らしい。
賑わいはエネルギーを生み、
語らいは繋がりと絆を育む。
そんな人と人が交わる場所が
飲食店なのである。

宮崎はおそらく日本一安く
しかしハイクオリティな外食を楽しめる土地である。

私達レストランビジネスに従事するものは
「宮崎の外食文化そのもの」をもっと育てる意識を
持たなくてはならない。

自分だけが良ければいい
…そんなわけはない。

もっとお客様に楽しんで頂ける店づくり。
飲食店づくりを真剣に考え抜き
そしてエネルギー溢れる風景を創り上げる。
愛する宮崎に、もっと新しい
ワクワクするような外食文化を創造すること。
それは街づくりにも通じる理念である。

今夜は、エネルギー溢れる
韓国ソウルの繁華街に立ちながら
そんなことを考えている。

食を楽しむことは
ホントに素敵なことである。

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